超早起き。

よく分からないのだが、深夜に「明日は母の日だ」という思い込みが発現。

で、それがなぜか早起きしなきゃとの考えにつながって、朝とも言えない時間に起きてしまいました。

父は階下でまだ起きてた。

何回でも何十回でも「パパは若いころ睡眠不足したのが一番の後悔。早寝早起きは人生の基本」と言う癖に、なぜ2時過ぎまで起きてるんだかこっちも意味不明。

昨日、疲れ果てて20時過ぎくらいに寝たから、私自身は今、何の辛さも感じずに、

ただ母を起こさないように努めている。

新聞より早起きするとか…。

インスタントノンカフェインコーヒー美味しい。

今のぞきに行ったら、父まだ布団にいない。

下の階の仏壇で、まだ弟と両親に祈りを捧げているらしい。

何かと心配な父である。

来月、古稀になるのに大丈夫か?

古来稀なる老人なわけですよ、今の70代は確かに若いけどさ。

 

結局この人は、相続云々、全部の問題をそのままにしてポックリ逝って、

来世だかあの世だかで弟や両親と会えることを望んでるわけ?

都合よすぎだろう。

なぜ、今生きているこの世を大切にしようとしないのだろう。

あの世で幸せになるためなら、この世はどうでもいいとでもいうのだろうか。

そりゃ、私だって弟を思い出すと辛くて泣けてしまうけど、

自分の都合のいい時に、弟を持ち出すのはよくない。

あいつはすごく気遣いできるいいやつだったけど、純粋無垢とか言うなよきもいよ。

30間近の、もうすぐおっさんと呼ばれるくらいの年だったんだよ。

「自分がこうすれば弟は幸せだったのに」とか考えるのは、

弟の人生を馬鹿にしていると思う。

あいつはあいつなりに全力で生きて亡くなったのだから。

私にとって、弟の存在に代わるものなどない。

あの世も絶対にないと思っているし、人間死んだら、

生きている人の記憶の中にしか生きられないと思っている。

弟の死…この喪失感を、忘れないように今この時を大事に生きていこうと思う。

弟の分まで幸せになり、弟の分まで親を支え、弟の分まで苦しんだり笑ったり怒ったり涙を流したり、人間らしい生き方をしていこうと思う。